痴漢電車男2 伝説へのライナー 3DEG

ゲームは前作同様、ストーリー上で分岐のあるADV形式をとっており、要所で3Dムービーが再生される形になる。 ムービー主体なので低スペックPCでも気軽に楽しめる上に、低価格。さらにダウンロード形式での購入も可能になっているので、3Dのエロゲーは初めてという人も気軽に手に取ることができるだろう。 とはいえ、そのムービーのクオリティーには価格以上の満足を得られることは間違いない。3Dエロゲーファンならコレクションに加えておきたい一本だ。

伝説のターゲット2名を立て続けに攻略した大野は、所属する痴漢情報ネットワーク『友の会』で現役最高峰の痴漢男と称されていた。 周囲の賞賛の声に慢心していた大野だったが、そこに衝撃的なニュースが飛び込んでくる。

『友の会』壊滅。

一部の新参会員が無理な痴漢行為で逮捕され、芋づる式に逮捕者が続出。 『友の会』ネットワーク管理者が逮捕されるに至って、長かった『友の会』の歴史は閉じた。 幸い、逮捕騒ぎに巻き込まれることは無かった大野だが、長年属していた『友の会』が消滅したことで痴漢行為に対しての情熱を失っていく。 その後も惰性で痴漢に勤しんでいた大野だったが、突然、謎の男に自分の痴漢テクニックを未熟だと言われてしまう。 謎の男は近くの女性に近づくと、一瞬の隙をついて身体を愛撫し瞬時に女性を昇天させる。

快感で失神する女性を尻目に、その場を去ろうとする謎の男。 自分以上の痴漢テクニックを目の当たりにして、開眼する大野。 己の慢心を戒め、更なる高みを目指して修練に励むため、極上のターゲットを探して普段利用しない遠い沿線まで出向く。 そして大野は、その沿線の痴漢コミュで謎の男が「痴漢王」と呼ばれているということを知る。 その高みを目指すため、大野の痴漢修行が始まる。

「痴漢王……俺も……その高みに！」